SGたかまつの勉強会に行って参りました。
SGとは、スタディーグループの略で、CFP®認定者を中心に日本FP協会の会員等が集まり、継続してFPに関連する分野について勉強会を開催する、協会が承認したグループです。
勉強会の内容は、
「医療保険の健康還付特則を利用した生前贈与」
「高齢社会におけるFPの役割」
の二本立てでした。
前半のお題であった健康保険の還付特則は、20代~40代の掛け捨ての保険を嫌がる人にはオススメです。
保険の生前贈与については、前納未経過保険料と解約返戻金が贈与税額控除額(110万円)を切るときに贈与を行うというスキームの話でした。保険料を贈与するのか、保険契約を贈与するのかは、ケースによって考えなくてはいけませんね。
後半のお題では、介護プランナーやケアマネージャーのような医療従事者にFPの知識を身につけさせる必要があるという話。
確かにキャッシュフローを考えたプランを提示してほしいものですが、やはり自分のお金を自分で守るためには、医療従事者に知識を身につけてもらう事を期待するのではなく、個々人が知識を身につけなくてはいけません。
また、いちFPとして、介護プラン・ケアプランの見直しにFPとしてのビジネスチャンスがあるのかもしれないと思いました。